bango | バンゴー

 bango

 1868年ハワイへ向け横浜港を出港したサイオト号。乗っていたのはハワイへの最初の移民。彼らは移民一代目であることからイッセイ(一世)と呼ばれた。
プランテーションでは日本語名の発音の難しさから、名前の代わりとしてバンゴー(bango)と呼ばれる数字が与えられ、その数字に基づき賃金の支払いなどの管理が行われていた。

 時代は流れ2017年夏、デルタ180便で家族とともにイッセイとしてデニス・カネコ(以下、デニス)がハワイへと渡った。それから1年、血の滲むような努力で縫製工場を再興したデニスが平成最後となる2018年夏、ブランドbangoを発表。デニスと入れ替わりで、ニューヨーク・ガーメントディストリクトから日本へ帰国したシンディー・カネコとの兄妹ブランドである。アメリカでも日本でもない、イッセイのアイデンティティが凝縮したラインに仕上がっている。